こよひよこ

悩みの庭

生存率

手術から1年と8ヶ月が経とうとしています。

癌にはなっていなかったけど
6ヶ月おきに検査をしています。
これはずっと続くと思います。

診察の時「避けた方がいい食べ物はありますか?」との質問に
「小麦がうまく分解できない人が多いので気をつけてみてください」との答えをもらいました。

今は卵巣嚢腫子宮筋腫があって子宮筋腫からの不正出血があります。
小麦を使った食品を一日食べないとぴたりと出血が止まるので、基本ご飯派に切り替えた食事をしています。

匂い無くなったんだ

子供:「お母さん、手術して帰ってきたら匂いしないんだよ。気にするから言わなかったけど。」

子宮から血液に乗って体中に広がっていたのかな?これは根拠のない妄想です。

しかし
切り取った子宮頸からがん細胞は見つからず
高度異形成だけが見つかったそうです。

先生:「切らないでも元に戻ったかもしれませんよ。癌は見つからなかったので。」

がんの進行も気になっていたから手術に踏み切ったけれど
未来は本当に誰にもわからない。

でもこの状況に後悔はしていないのです。

手術からの経過

手術が終わって無事に帰宅できることでとてもホッとした。
ひとまず病院の先生達も頑張ってくれて
ありがとうと言いたい!

しかし、心配なのは出血だ。
場所が場所なだけに術後に大出血する話は
予備知識で聞いていたから

生活には重々注意しようと思うけれども
子宮頸がんで手術することも職場に話していないので
幸い事務職なこともあり
移動はタクシーにして仕事には行った。

すごく気をつけて生活していたから
大出血はしなくて済んだ。

けれども、術後1週間すると傷口のかさぶたが剥がれて
それはそれなりに大出血と言いたくなるくらい
どば!っと血が出て、心配になって念の為病院に行き時間外で診てもらった。

手術で切れた太い血管から出血がでていたらしいけれど
「もっとひどい人いっぱいいるよ。大丈夫!」と
今後も様子見で帰されました。慌てすぎでした。

ともあれ、落ち着くまで一月くらいかかりました。
血が出なくなってお風呂に浸かる許可が出た頃にやっと安心できました。

手術当日

朝、一人電車で病院に向かいました。
一泊の入院なので荷物も少なく
自分に負担をかけず過ごそうと思ったので
寝巻きなどは病院のレンタル品を使うことにしました。

全身麻酔で受ける手術なので
事故が起きて子供達と会えなくなると嫌だと思う気持ちがあって

「じゃあ行ってくるね」と意識しながら挨拶しました。
先のことは誰にもわからないから
大袈裟な事をするのもおかしいと思って。

病院で手術の説明や準備を済ませると
母が病院にきて、こちらの状況は無視して喋りまくってた。
いつでもマイペースで変わらないのがいいのか悪いのか、苦笑いです。

遅れて到着した夫はそんな様子を見ながら
自分が離席しても問題ないと思い
仕事の電話がひっきりなしにかかってくる仕事の電話対応ばかりしていた。
夫もマイペースだな、とまた苦笑いです。

とうとう時間がきて手術を受けてきました。

目を覚ますと病室のベットに寝ていました。
無事に手術は終了したけれど
円形切除したところに大きな血管があって
出血が心配だという事でした。

最初のトイレで水分を出そうとお腹に力を入れたら
子宮に止血用ガーゼがパンパンに入れてあって出にくい。

まるで膀胱炎の時のようだった。

手術の日まで

前回は手術の予約をして
その為の術前検査をして帰りました。

自分でも気になって仕方ないのですが
自分の匂いがこのところ本当に変わっていて

不正出血だけじゃなく
自分の口臭や皮膚から匂っているみたいです。
体のいろんなところをクンクン確認しても
どこから出てるかわからない。

体重も日に日に落ちて
今までで一番痩せている状態です。

食欲も出なくて
朝食は全く食べる気がしなく
牛乳でプロテインを溶かして飲んだりして
カロリーを取るようにして

昼もお腹が空かないので
日中の用事をこなしつつ食べたり食べなかったり

そんな状態で夜になると疲れて食べるのが億劫で
適当におかずをつまむ程度です。

体調や体臭のせいで鬱っぽくなっているのかもしれない。
手術あとに体も気分も良くなればいいと思いながら
毎日を過ごしました。

2度目の細胞診の結果

二月に入ってから

細胞診の結果を聞きに行きました。

 

また高度異形成。

ハケでこすった場合は

高度異形成が出るようで

 

 

小さいけど常にいるのでしょうね

 

 

不安な毎日と

高度異形成が出る事を思うと

円形切除をしてもらってホッとしたいと

話してみました。

 

 

先生も

「そうですね。不安も強いようですし

今日手術の予約をして帰りますか?

やらなければならないという状態ではないので

ご家族と相談してからキャンセルしてもかまいませんし。」

 

 

前回の私の強い訴えを受けて

事前に医師同士のカンファレンスで

円形切除をしてもいいか

話してくださったそうです。

 

 

高度異形成も出てはいるから

本人の希望があればやってもいいと

許可はもらってくださったそうです。

 

 

うちの家族は

軽いうちに切除したほうがと

話し合っていたくらいなので

この日に術前検査と手術の予約をして帰りました。

 

 

2月末の一泊手術の予定です。

 

 

切ることを思うと怖いけど

このままほっとくのも嫌だったから

頑張ろうと思います。

 

 

帰る前にもう一度組織診をして

現在の状態を検査しました。

最後に ブチ ブチっと取りました。

 

 

そのブチの出血が

手術の日まで出続ける事になるとは思わなかったです。

2回目の検査で

1月の二週目に

細胞診を受けに行きました。

 

 

担当医の先生に不安な症状を伝える。

 

 

オリモノが多くて

いつもライナーがないとダメなくらいで

尿もれレベルの量が出る。

不正出血がずっとある

 

このころは本当に

私の子宮の中で起こっていることがわからず不安でした。

 

「まあ落ち着いてください、

見つかっているウィルスが扁平上皮癌の種類です。

そこまで進行は早くないから

すぐどうにかなるという事はないです。」

 

でも、こんなに症状がありますが。

 

「前回の細胞診で高度異形成、組織診では軽度位形成でした。

何度も高度異形成が出るようならまた考えましょう。

進行は早くありませんので、そのくらいの時間はあります。」

 

「不正出血の原因になるものは他にもある」

 

といわれたので。

性病検査と子宮体癌検査も

追加でやってもらいました。

 

一週間後

追加の性病検査と子宮体癌検査結果を聞きに行きました。どちらも異常なしとのこと。

 

 

このころには

オリモノのにおいが強くて赤か茶色

気になるレベルでした。

 

 

本当に何も治療する必要がない状態?

と思うと

このまま一生このオリモノと付き合うのは嫌だな。

 

どうにかしないと

職場や電車の中で匂っていないか心配でした。